最近の日本は、夏がくるたびに暑さを増していますね。
起きたら汗ビッショリで、嫌な目覚め方をすることも多いでしょう。
どうせなら、スッキリとした気持ちの良い朝を迎えたいですよね。
そんなときにおすすめなのが、接触冷感パジャマです。
接触冷感とは文字どおり、肌に触れるとヒンヤリ冷たく感じるという機能です。
これに通気性(または吸湿性とも言う)が加わると、驚くほど暑さが和らぎます。
・朝起きたら汗ベットリな状態から解放されたい
・寝苦しくて何度も目が覚めてしまうストレスを解消したい
その悩み、パジャマ1つで解決できる可能性があります。
夏を涼しく快適に過ごしたい方のために、レディース向け接触冷感パジャマについて解説していきます。
8分以内に読み終わる想定ですので、ぜひ最後までお付き合いください!
♢目次
接触冷感とは、なにか物に触れたときに冷たいと感じる感覚のことです。
氷を触って冷たいと思うのは当然ですが、たとえば、布でも同じように冷たいと感じることがあります。
では、なぜ、布で冷たいと感じるのか。
その仕組みには、熱の性質が関係しています。
熱は、温度の高いほうから低いほうへと移動する性質をもっています。
そのため、私たちの体温よりも、布のほうが温度が低ければ熱は移動します。
いわば、体温が奪われていくことになるため、冷たいと感じるのです。
このように、その物体自体が冷たいわけではないのに触ると冷たく感じることを接触冷感と言います。
素材によって、この触ったときに感じる冷たさは異なってきます。
では、どの素材が一番冷たく感じるのでしょうか。
結論としては、【化学素材 > 麻 >綿 > その他】となります。
化学素材100%利用のパジャマが最適のように思えますが、実はそうではありません。
化学素材には、次に説明する吸湿性がないため逆に暑苦しくなってしまうこと場合があるのです。
2.吸湿性について
吸湿性とは、汗や湿気を逃してくれる性質のことをいいます。
吸湿性がないと蒸れてしまい、暑さや不快感が強まります。
化学素材はたいてい吸湿性が低いため、化学素材100%のパジャマは避けるべきでしょう。
では、吸湿性に優れているものは何かというと、それは麻です。
接触冷感を感じることができ、なおかつ吸湿性もあるため、麻は優れた素材といえます。
よって、夏用パジャマを選ぶのなら、麻を使用したパジャマが最適ということになります。
※各素材の接触冷感、吸湿性の数値を算出しているサイトがあります。よければご覧ください。
(サイトURL:https://www.tsukurupajama.jp/pajamapedia/cloth/990)
これからオススメする商品は、すべて麻が使用されたレディースパジャマになります。
麻は、リネン、ラミーと表記されることがありますが、どちらも同じ麻なのであまり気にする必要はありません。
詳しく知りたい方は、ぜひ下記サイトをチェックしてみてください。
(参考サイト:https://www.wardrobe-sangetsu.jp/blog/detail/b3/)
では、おすすめ商品のご紹介をしていきます。
♢まずは手軽なお値段のもので試してみたい方向け/ノーブランド品(楽天市場)
麻の使用されたパジャマはお値段がお高めです。
まずは5000円以下ぐらいのものを試してみるのも1つの手。
効果を実感できたら、グレードアップするのも良いですね。
♢リネンノースリーブチュニック/sarasa design store(楽天市場)
天然素材を使用した製品の多い日本ブランドです。
パジャマとしてだけでなく、私服にも使えそうな一着。
肌に優しいオーガニックコットン・ウェアもあります。
ぜふ、ストアページもチェックしてみてください。
♢レディス リネンスリーパー/LINEN HOUSE(楽天市場)
日本製、リネン100%使用となっており高品質。
その分、お値段は高めになっています。
ショップページでは各商品の詳しい説明があります。
ぜひ、一度チェックしてみてください。
ここまで、夏を涼しく快適に過ごすためのパジャマについて説明と紹介を行いました。
大事なポイントは次の2つです。
・化学素材は接触冷感効果が高いものの、吸湿性が低いため蒸れやすい
・接触冷感、吸湿性の両方が備わった麻(リネン、ラミー)を使用したパジャマが夏に最適
以上になります。
では、最後までお付き合いいただきありがとうございました。